【大丈夫】会社辞めたいけど言えない… 僕が決断できた4つの気づき

Mind
 

 

・上司に会社を辞めるなんて言えないなぁ。。。
・会社を辞めたいけどなかなか相談できない。。。
・会社を辞めたいけど勇気がでない。。。

 

そんな悩みを持つ方々に向けて僕の経験が少しでも役に立てば、と思いこの記事を書きました。

会社や仕事を辞めたいと思ったとき、日本人は「会社に迷惑がかかるから」と思う方が多いそうです。それは日本人にありがちな自分より集団を優先する文化が根強いからだと思います。辞めたいと思った時、相談ができればよいのでしょうが、多くの人はすぐにできるものではないと思います。

 

僕も同じでした

 

僕は先日、新卒で入社した会社を辞めたばかりです。
辞めるきっかけとなったのは、4つの質問とそれによるいくつかの「気づき」です。

この記事の4つの質問と僕の「気づき」を通して、会社を辞めたいけど悩んでいる方の背中を少しでも押すことができたらと思います。

 

Q1「10年後自分が今の仕事をしている姿を想像できる?」

僕は半年間程ずっと悩んでいました。会社を辞めるのか続けるのか、自分が何をしたいのか。ひたすら悩む毎日でした。悩みに悩んでいるとき、自分にこんな質問をしました。

「10年後自分が今の仕事をしている姿を想像できる?」

この自問に対して僕の答えは

「NO!!!」

でした。

この質問の本質は「今の仕事は自分の幸せにつながるか」ということです。

 

マズローの五大欲求をご存知でしょうか?

マズローの五大欲求とは、人間の欲求には大きく5つありその欲求は

 生理的欲求>安全の欲求>社会的欲求>承認欲求>自己実現欲求

です。
左からそれぞれの欲求が満たされると右の欲求へ移行していくというものです。

 

「10年後自分が今の仕事をしている姿を想像できる?」

この質問はマズローの五大欲求で言うところの「自己実現欲求」に当てはまります。

大人が良く子供に、

  • 「将来の夢はなに?」
  • 「なりたい職業は?」

と質問することがあると思います。

この質問は、子供の「自己実現欲求」を満たすためにあるといえると思います。

「欲求を満たす」という行為は、「幸せになる」ことにつながります。

「10年後自分が今の仕事をしている姿を想像できる?」

自問したとき僕は、10年後自分が今の仕事をしている姿を想像できませんでした。

これにより自分の中の「自己実現欲求」を満たせず「幸せ」になることもできない、

ということに気づきました。

今の仕事を続けるか、辞めるか悩んでいるとき、まずこの質問をしてみると良いかもしれません。

Q2「成長できる環境?」

2つ目の質問はこちら

「成長できる環境?」

もし10年後の自分が想像できていて、会社で残業や上司に指示されながら努力していても、

そもそもその努力の方向はあっているのかという問題もあります。

コピー機とひたすらにらめっこ
ルーティンワークで同じ作業の繰り返し
周りの人に肯定されることなくひたすら否定される

このような状態の場合、あなたの成長は著しく阻害されます。

成長できないと先ほど取り上げた「自己実現欲求」を満たしづらいです。

同時に「承認欲求」も満たしづらくこの環境はまずいと思います。

 

今までは収入を増やすことが良いとされる価値観が一般的でしたが、
これからはスキルを伸ばすことが大事です。

このことは「LIFE SHIFT」という本にも”生産性資産”という言葉で表現されています。

\詳しく知りたいという方は是非!/

 

会社で役職が上がって収入が増えてもスキルが無ければ、会社が傾いたときに転職をしづらいです。

このようなリスクを考えると、スキルを伸ばすことの方が大事だと言えます。

副業・兼業も一般化されるのでスキルを伸ばすことは収入を増やすことにつながります。

 

僕は「この環境で成長できるか?」という自問をしたときに「NO!!!」でした。

成長できない事はリスクです。

成長できないことに気づき、「会社を辞めようかどうか」という悩みから「会社を辞める」という確信に近づきました。

スキルアップのための成長ができる環境であるか、という視点を評価し判断するのも大事です。

Q3「家族に『悩みの負担』をかけていないか?」

3つ目は

「家族に『悩みの負担』をかけていないか?」

という質問です。

僕は結婚しパートナーと暮らしています。ひたすら悩んでいた日々の中で気づきました。

家族に「悩みの負担」をかけていたことです。

 

家族とはお互いに支え合うもので、会社での悩みを相談し解消できることもあります。

しかし仕事の悩み、特に「会社を辞める」という悩みは、家族が同じ職場等でない限り直接的に解決しづらくアドバイスのみとなりとなります。

結局は自分の行動次第ということです。

行動ができないと、ひたすら同じ悩みを家族に共有してしまいます。これは愚痴も含みます。

僕はひたすら同じ悩みを家族に相談しており、それが家族にとっても悩みになっていました。
「悩みの負担」をかけていたのです。

悩みとは「負の感情」です。悩みを通して「負の感情」が相手に伝わります。

相談者本人の行動でしか悩みは解決できません。

相手からすると自分の悩みではないため、解決をするというコントロールができずストレスになります。

また悩みを共有する時間はお互い笑顔になれません。「負の感情」だからです。
これは仕事が家族の時間を奪っているとも言い換えられます。

僕は「自分が行動しない限り家族に負担をかけ続ける」ということに気づきました。

もちろんそれは望んでいませんでした。

「家族に『悩みの負担』をかけていないか?」

既婚者の方や実家暮らしの方はこの質問の回答も大事な判断材料の一つです。

Q4「仕事を死と比較していないか?」

最後は

「仕事を死と比較していないか?」

という質問です。

もしあなたが仕事に対して

「あれ?死ぬことより辛いんじゃね?」

「死んだほうが楽なんじゃ…」

と思ったら今すぐ辞めるべきです。

僕は悩みに悩んだある日、「あれ?今の仕事環境、死ぬことより辛いかも…」と思い始めていたことに気づきました。仕事の辛さを死と比較していたのです。

もちろん死を経験したことはないので明確に比較はできません。

しかしこの比較をしだしているということは精神的にまずい状況です。

「仕事を死と比較していないか?」

この質問に対して「No(比較している)」である場合、今すぐ仕事を辞めましょう

僕が最終的に会社を辞める決断をしたのはこの質問でした。

死ぬくらいなら仕事を辞めたほうがマシです。

幸いにも日本は仕事を辞めても死ぬことのない国です。

「雇用保険」「生活保護」というセーフティーネットがあります。

世の中には会社が〇〇〇万社もある

世の中には会社がいくつあると思いますか?
※ここでいう世の中は日本で、会社とは法人の会社です。

日本全体の企業数はなんと410万社、このうち個人事業主が240万社です。

よって170万社もの会社(法人)があります。これは日本だけの数字です。

もし英語を使えるとなると・・・どこでも生きていけそうですね・・・

僕はこの事実を知ったとき、

「あれ?1つの会社で何をそこまで深く悩んでいたんだ…170万社もあれば自分にとって良い職場なんていくらでもあるんじゃ…」

と率直に思いました。

まとめ

会社を辞めたいけど一歩踏み出せないとき、以下の4つの質問を自分に問いかけてみてください。

Q1「10年後自分が今の仕事をしている姿を想像できる?」
Q2「成長できる環境?」
Q3「家族に『悩みの負担』をかけてないか?」
Q4「仕事を死と比較していないか?」

僕は不幸にもすべて「NO!!!」になっていました。

もし一つでも「No」があったら直属の上司にメールでも口頭でもいいので

時間あるときでいいので2人でお話できませんか?」と伝えましょう。

そして一言、自分がロボットになった気持ちで唱えるのです

「会社を辞めたいです。/会社を辞めます。」

と。

 

伝えた結果、普通の会社であれば何かしら対応するでしょう。

それでも悩みが消えない時は辞めたほうが良いと思います。

もちろん何の改善もない場合はすぐに辞めましょう

番外編:一歩が踏み出せなくても大丈夫!

それでも勇気が出ず「上司に相談できない」だったり「辞めたくても強引に引き留められる」場合、今の時代は便利なサービスがあります。

退職代行サービスです。

退職代行サービスとは?

退職代行サービスとは、

何かしらの理由で会社を退職したいと言えなかったり、会社を退職できない場合、
社員本人に代わり退職の意思を伝えてくれるサービスのことです。

 

費用は業者やサービス内容によって変わりますが3~5万円程かかります。

しかし早ければサービスを利用した即日から会社の上司と接触せずに退職することも可能です。

退職代行サービスを行う業者には弁護士と提携している業者もあります。

万が一の法的手続きについても対応してもらえるので安心して退職できます。

\おすすめの退職代行サービス/
退職のお悩みを法律相談のプロに任せて解決!退職代行サービスのNEXT

間違っても”ぶっち”や”バックレ”はしないで!!

よくネット記事には会社をバックレる方や一方的に連絡を絶つ「ぶっち」をする方を見ます。

しかしそういった行為は会社から身元保証人等を通して損害賠償を請求されることもあります。

場合によっては捜索願を出されることもあるかもしれません。

そのような事態にならないためにも、やはり順を追って退職することは大事です。

 

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